百段階段

目黒雅叙園内の ‘百段階段’ で開催されるアート企画展
『和のあかり展』に行って参りました。


山腹の傾斜に建てられたこの建物は、
ケヤキの板材で作られた99段の階段廊下をもっていることから
‘百段階段’ と呼ばれています。


国の登録有形文化財にも指定されているこの建物に 今回は日本全国から
「日本の祭り」「アート」「デザイン」「職人」「テクノロジー」をテーマに、
50団体以上、約1,000点の作品が展示されています。


これら文化財を ‘温かく ・やさしく’ 照らし出す展示は
日本ならではの色彩感覚や、
‘あかり’の持つ 魅力を 改めて感じることができます。


‘昭和の竜宮城’と呼ばれた目黒雅叙園の建物の特徴は
何といってもその装飾の破格な豪華さにあります!


百段階段に使用されている「節」 も 「割れ」 もない
色艶のよいこのようなケヤキ材は今日、容易に得られません。


その階段廊下の南側に大きく6つの部屋が設けられています。


各部屋の天井や欄間には秋田杉の柾板に
各著名画伯による花鳥画が描かれており


純金箔、純金泥、純金砂子仕上げの部屋や
火頭型の黒漆喰枠縁の障子、市松模様の網代 等々、、
昭和初期における美の競演と大工の高い技術力を鑑賞できます。


この企画展は9/2(日)までの開催と残り僅かですが、
9/21からはまた新たな展示がスタートされます!


展示を鑑賞した後は
滝の見えるラウンジでティータイムを過ごすのもおすすめです!
非日常空間で優雅なひととき゜*:.。.:* 
是非一度 足を運ばれてみて下さい。