2011年3月11日の東日本大震災から早くも8年がたとうとしています。
今回は建築住宅の『耐震』『免震』『制震』についてです。
三つの違いを簡単にご説明いたします。
『耐震』
文字の通り、住宅が地震に耐えるように強固に作ることを指します。
日本では耐震等級1~3級という耐震能力の評価があり、建築法では耐震等級1級以上にしなくてはいけないルールになっています。
『免震』
免振は、地震で地面が揺れても、建物に揺れを伝えない技術を指します。
建物と基礎の部分に免振装置を入れて、建物が滑ることで地震が伝わらないような仕組みになっています。
『制震』
建物の柱などの構造部分に制振装置(ダンパーなど)を付けることで、建物全体の揺れ幅を抑制する働きがあります。
特に地震に弱いとされていた木造住宅も、近年では色んな工法が生み出され、強固になっています。
また、耐震に強い金具などもどんどん生み出され、全く倒壊しないような強固な住宅も増えています。
いつ起きるかわからない地震、今後、家を建てられる方は参考にしてみてはいかがですか。