先日千葉方面に行った際、たまたま目に入った「笠森観音」の案内板。
ふらりと行ってみることに…
参道となる山道を登ること15分程、立派なお寺が目にとび込んできました。
一見して清水寺のような雰囲気にも見えますが周囲を歩いて回るとびっくりです。
四方が長い柱で支えられていて、なんと巨岩の上に建っていました。
これは四方懸造り(かけづくり)と呼ばれる建築技法です。
懸造りは日本古来の木組みによる釘やビスを一切使わない工法。
階段を上がる際にその構造が間近に見ることができます。
たまたま立ち寄った寺院が偶然にも日本唯一の四方懸造りの建築物。
ぶらり途中下車の旅って面白いですね。