京都の建物を参考にしようと思い、
ほぼノープランで京都に行ってきました。
少し前の7月、
ガンガン暑い京都。
予約なしで拝見できる『町家』は数少なく、やっと見つけたのが『河井寛次郎記念館」さん。
昭和の町家なのでやや新しめ。
参考にしたかったのは、中庭のつくりかたと見えかたと感じかた。
中庭に落ちた明るさが、時にしっかり、時にほのかに室内に入ってくるのです。
明るめの内装にすれば、反射光で問題ない明るさになり、
ダーク調の内装にすれば、ほの暗い落ち着いた空間に。
『リビングを明るく!』というご要望も多いですが、
リビングで何をするか、によっては、リビングがしっかり明るい必要もないと改めて実感。
中庭は、まわりからの視線もカットしやすかったり、
まんべんなくお部屋に明るさをもたらしてくれたり。
周囲の環境に合わせることがポイントですが、
うまく配置すれば、とても有効的な空間となります。