アールヌーヴォー

先日、鉄板焼で有名な「うかい亭」に行ってまいりました。
私が伺った「横浜うかい亭」はオランダ貿易商の迎賓館を移築したそうで、その建築美はもちろんのこと一歩足を踏み入れるとアールヌーヴォーの世界が広がっています。


因みにアールヌーヴォーとは今から約100年程前の1890年~1910年にかけてヨーロッパを中心に流行した装飾様式で、建築・家具・工芸品などさまざまな分野があります。


アールヌーヴォーの特徴は植物をモチーフとした曲線で、自然と調和したライフスタイルです。


例えば、建築では皆さんご存知のアントニオ・ガウディーのサクラダ・ファミリア。
ファブリックや壁紙はイギリス人デザイナーのウイリアム・モリスのデザインが有名ですが、今回伺った「横浜うかい亭」はエミーレ・ガレらのランプの数々が置かれていて、まるで美術館のようでした。


(写真下)うかい亭 店内展示より

 

残念ながら今回は別件でお伺いし、食事をする時間がなかったのですが次回は是非、緑豊かな庭園を眺めながら美味しい鉄板焼きををいただきたいと思います。


話を戻しまして、最近の一般住宅ではあまり見かけなくなったアールヌーヴォー様式ですが、壁紙やカーテンなど現代風のテイストで取り入れてみてはいかがでしょうか。

  

(写真左)LWT-4586                                        (写真右)LWT-4589 リリカラMORRIS&CO