住宅の照明や窓のレイアウトを計画するとき、
足りなかったらと不安になってしまい、たくさん増やしたくなってしまいます。
多くしておけば安心かもしれないですが、コストがかかります。
意匠も変わってしまいます。
必要なところに効率よく出来るのがよいのですが、住んでみないと生活を想像するのは難しいです。
なかなか決断するのに勇気が要ります。
陰影を使った事例です。
この空間は照明が控えめにしていますが、途中の窓からの光や床の木のぬくもりの効果で閉塞感なくゆっくりとした静かな気持ちになれます。
こちらは薄暗い建物のなかから外を眺められる。
お寺や昔ながらの日本家屋のような雰囲気で、落ち着いた気持ちになります。
雨や風の音、匂いが心地よく入ってきて静けさや深みを感じさせてくれます。
陰影にも意味や効果がある事を思いだして光と影の調和した空間を生みだしていきましょう。