ホテルライクなインテリア

前々回「Room Clipアワード2020」について書きましたが、本日はその中で堂々3位にランクインしたトレンド ‘ホテルライク‘ をピックアップしたいと思います。


‘トレンド’ と言うと単純に ‘流行り’ というだけでなく ‘需要’ であるということは押さえておきたいポイントです。


ホテルライクとは、ホテルのように生活感を排除し、重厚感や上質な雰囲気をまとったお部屋であったり、日常を忘れさせてくれるような雰囲気作りがされているお部屋をそのように呼びます。


長期間に渡る「ステイホーム」で鬱々悶々とした今、人々は ’自然‘ や ’非日常‘ を求めているのですね。


かく言う私もそれを切実に求めているうちの1人で、現在は休止されている某旅行キャンペーンを以前は有効に利用しまくり、休みの度に地元のホテルに転々と宿泊。非日常空間を味わい尽くしていたのでした;;


上質なリラックスできる空間で、非日常を味わえるホテル。まるでホテルにいるかのようなインテリアを、自宅で再現できたら素敵ですよね。


そこで今回は、私が宿泊したホテルで感じた「ホテルライクなインテリアの特徴」についてお伝えしたいと思います。


■家具
使われている素材は、ガラス・アイアン・石材・ダークブラウンの木材など、直線的なデザインが出しやすい素材のものが選ばれていました。


■カラー
どこも都会的で落ち着いたグレージュが多用されていました。差し色で深いネイビーや落ち着いたパープルが非日常の華やかな雰囲気を醸し出し、またダークブラウンとベージュを丁寧に重ねたカラーコーディネートも、ホテルで過ごすゆったりと穏やかな時の演出には欠かせません。


■その他ラグジュアリー感アップの演出


・ソファにクッションを沢山並べる


・ベットにもクッション、枕を沢山並べる 笑


・室内にラウンジスペースを設ける。 ←もっともホテル感出せる手法ですが、これはスペースが必要となりますね;;


・壁面装飾! 寂しくなりがちな壁を飾ることで非日常感溢れるホテルライクな空間に。エコカラット 等もおすすめです。


・サイドテーブルとテーブルランプ


・ダウンライトなどベースの明かりは最小限に。スタンドや間接照明で光の重心をなるべく低めにすることにより、空間全体がゆったりと落ち着いた表情になります。



ホテルのような、くつろぎと癒しに特化したスタイルを取り入れることで、自宅でこれまで以上に充実したOFFタイムを過ごすことができます。


大きく変化した暮らしの中で、わたしたちの暮らしの新しい定番となるのか、その魅力や可能性に今後も注目していきたいスタイルのひとつです!