輻射熱冷暖房のススメ

三寒四温ですっかり春めいて来ましたが

皆様はいかがお過ごしでしょうか?

一雨毎に草木もぐんぐん成長していますね(;^_^A

以前にもお話をしました今年は省エネ断熱元年となります。

住まいを建てる際の断熱の基準が国主導で強化され

エネルギーを無駄にせず快適な住まいに一歩づつ進化します。

そこで、熱の伝わり方を復習してみましょう。

木陰での風が心地よかったり、真夏の洞窟内での涼しさを

皆様も体験したことがあると思います。

夏も冬も室内の快適さと健康促進に影響するのは

身の回りの床や壁・天井からの輻射熱が

どんなに重要なことを理解頂ければ幸いです。

エアコンやストーブの様な熱対流を補助的に使い

自然と快適な空間を作る事を可能にするには

断熱がきちんとされた

高断熱なゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)が

その基になるのは明らかです。

将来的には輻射熱で快適空間を維持する

輻射熱冷暖房が可能となると想像しています。

例えば、井戸水を天井に利用する事での輻射熱冷房や

地熱や太陽光を蓄熱するパネル輻射熱暖房等・・・

実際に輻射熱パネルが開発され実用化され始めました。

どれもZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)が前提でないと

物凄く熱を無駄に捨てている事であると解ります。

これからの住まいは、新築だけでなく増改築も含め省エネ住宅を

ご検討を頂けることをお勧めいたします、

参考にして頂ければ幸いです。ではまたの機会に(^▽^)/