今年もいよいよ、今週末に冬将軍が来るとのことです。
暖房をつけても家の中が寒いなと感じた際に、「うちの家は古いからなぁ」と思っていませんか?
今回は寒さに影響している寒さの原因を探ってみましょう。
【寒さの原因①】
部屋が寒くなる一番の原因はなんといっても窓です。
日本の窓はアルミサッシは、軽量で丈夫というメリットがある一方、外気の影響を受けやすい特徴をもっています。
アルミサッシの窓枠を使っている住宅の場合、どうしても部屋の中で温められた空気は窓付近で冷やされてしまいます。
暖房をつけても足元が冷える場合は、アルミサッシによって空気が冷やされているからかもしれません。
【寒さの原因②】
隙間風がある
古い家では、時間の経過と共に色々な箇所へ劣化が起こり隙間風の発生が起こることも多々あります。
新築時はぴったりと閉まっていた窓や扉も、地震などの振動や建材の劣化によってゆがみが生じてしまい隙間ができてしまうことが原因です。
隙間風が入る部屋というのは、冷たい空気が室内に入るだけでなく、暖房で温めた空気も室外へ逃げてしまい寒くなるのも原因でしょう。
【寒さの原因③】
断熱材が機能していない
断熱材を使用しているにも関わらず寒さを感じるのであれば、断熱材自体が機能していない可能性があります。
断熱材の中には年月が経つと湿気等の水分を断熱材が含んでしまい所定の箇所からズレ、十分に断熱材の機能を発揮していないケースもあります。
【寒さの原因④】
コールドドラフト現象
コールドドラフト現象とは、冷気は下へ向かい暖気は上に集まるはたらきのことで、古い家に限らず起きる現象です。
特に、天井が高い吹き抜け等のある家ほど暖気が生活スペースから高い位置に留まってしまうため、暖房が効いていないように感じてしまいます。
以上のように、家の寒さはさまざまな原因が考えられます。中には暖房の設定温度を上げても解決しにくいものもあるため、原因に合った対策やリフォームが必要です。