先日鎌倉に行ってまいりました。今回は鎌倉にある鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム(旧神奈川県立近代美術館 鎌倉館)をご紹介します。
このミュージアムは鎌倉の鶴岡八幡宮境内の平家池に面したところにあり、1951年に日本初の公立近代美術館として誕生しました。
建物の老朽化や神奈川県と鶴岡八幡宮との借地契約の満了に伴い2016年に閉館するも、存続を求める声もあって建物の改修工事が決定して運営主体が神奈川県から鶴岡八幡宮に変わり、2019年に「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」として再オープンしました。
今は鶴岡八幡宮のこと、歴史や文化、文学、美術など幅広いテーマを取り上げ、国内外の方に鎌倉の魅力を発信する新たな文化交流施設になってるそうです。
建築家 坂倉準三さんが設計したこの建物は、戦後日本のモダニズム建築の象徴として2020年に旧館が国指定重要文化財にも指定されています。
坂倉準三さんは、建築家ル・コルビュジエの元で学び、日本独自のモダニズム建築を築いた人物です。
建物のデザインは、とてもシンプルで機能的な鉄骨造、水平ラインを強調した外観、大きなガラス窓が特徴的です。
そのデザインは、今でも古さを感じさせない魅力的な建物です。
建物自体も美術品のように鑑賞でき、四季折々の風景も楽しめるこの場所で
鎌倉の歴史、美術、自然に触れてみるのはいかがでしょうか(*^^*)