皆春荘

小田原市板橋にあります『皆春荘』へ行ってきました。

こちらは、第23代内閣総理大臣の清浦奎吾の別邸として建てられ、

その後、南に隣接する明治の元勲 山縣有朋(やまがたありとも)の小田原別邸『古稀庵』の別庵として編入されました。

建物は、面皮付部材、絞り丸太曲線を用いた垂壁等の数寄屋風建築の特徴を随所に見ることができ、鴨居が低いからなのかとっても落ち着く空間でした。

玄関からの動線は来客用の畳廊下、板廊下と二重廊下となっています。

庭園までもこだわりがあり、自然の造形が重視されていて、一瞬小田原に居るのを忘れてしまうほど緑豊かで癒されました。庭園内のせせらぎが心地良い~

最後に、皆春荘へ下る前の景色をどうぞ。