先日訪れたカフェで、住宅にも活かせるインテリアのヒントを見つけました。

店内は天井のコンクリートをあえて仕上げずに見せる「躯体現し」と、温かみのある丸い照明や柔らかな曲線の家具を組み合わせたデザイン。無骨さの中に居心地の良さが同居し、対比が生む心地よさを感じました。
また、カウンターには大胆な模様を施し、空間全体のアクセントとして印象を残しています。シンプルな構成の中にひとつ遊び心のある要素を加えることで、ぐっと印象的な空間になることを実感しました。
住宅づくりにおいても、この「素材感」と「アクセントづかい」は大切な要素です。

木・陶器・ファブリックが織りなすやわらかな素材感に、印象的な家具やアートをアクセントにした店内は、まさにその好例。光や家具の配置で落ち着きを感じられるシーンや、コーヒーやケーキが加わることで「時間を楽しむ場」として心地よさが引き立つシーンがあり、暮らしの場に置き換えても参考になる工夫がたくさんありました。
- 天井や床など面積の大きい部分は、ありのままの風合いを見せる→ 空間全体の雰囲気の基盤になる部分だからこそ、素の表情が活きる
- インテリアの一部には印象的な色や模様を加えてリズムをつくる→ シンプルな空間でも、アクセントを加えるだけで印象がぐっと引き立つ
こうした工夫を少し取り入れるだけで、暮らしの場に心地よさと個性が加わりま
カフェで感じる居心地の良さを、住まいにも取り入れてみませんか?