先日、森美術館で開催中の「藤本壮介 建築―原初/未来/森」を見学してきました。
自然と建築の関係を探る藤本氏の世界観は、シンプルでありながらも深く、空間づくりの原点を改めて考えさせられる展示でした。
「武蔵野美術大学 美術館・図書館」や「白井屋ホテル」などの代表作をはじめとした作品の数々が、建築が街や自然とどのようにつながり、人の活動を包み込むかが丁寧に表現されていました。
“人と自然が共に生きる建築”というテーマは、私たちの行う住宅設計にも通じる考え方であり、多くの刺激と学びを得ることができました。



日常のあらゆる場面からインスピレーションを受けて、建築や空間づくりやに落とし込んでいるのが良くわかる展示でした。
小さいスケールからスタートして人が暮らしたり、集う場所になり、最後には街や森に近づくといった過程が体験できてとても良い機会になりました。
今後も、自然と調和し、人の心に寄り添う空間づくりを意識して取り組んでいきたいと思います。
展示会はもう少し開催していますので、ご興味ある方は是非足を運んでみて下さい。