高知県立牧野植物園

NHK朝ドラ「らんまん」の舞台ともゆかりのある牧野植物園に行ってきました。高知市五台山にある広大な植物園です。高知県が生んだ植物学者牧野富太郎氏の業績を顕彰する施設です。

本館の建物は建築家・内藤廣さんが設計されています。「サスティナビリティ(持続性)」をテーマとして、自然と人間が共生する仕組みを壊さず、持続させていく、景観に配慮した環境保全型の建築物との事です。

訪れた日は、屋根の改修工事中で本来の姿が観れず残念でしたが、これはこれで、普段見られない裏側を覗いたような特別感があります。内部は見学可能で、木材をふんだんに使った回廊が美しくて、曲線を描くように並んだ木製の扉、大きな梁。温かい木のぬくもりが感じられる居心地の良い空間でした。

園内は約3000種類の植物が植えてあり、四季折々楽しめます。体験型エリアがあり、触ったり、ちぎったり、匂いをかいだりして植物に親しむことができます。「らんまん」で見た植物の世界が少しだけ近くに感じられ、不思議とあたたかい時間を、過ごす事ができました。また違う季節に訪れてみたいです。

高知に行った際には訪れてみてはいかかでしょうか。