皆さんお元気ですか?
暑い日が続きますが、お体ご自愛下さい。
さて、本日9月11日は、公衆電話の日。
1900(明治33)年、
日本で初めての公衆電話(当時は自動電話と呼ばれた。)が東京の新橋駅と上野駅構内に設置されました。
当時の料金は5分間で15銭、交換手を呼び出してからお金を入れて相手につなぐものでした。
因みに、1900年頃の価格は、
●屋台の甘酒1銭(100分の1円)
●かけそば2銭
●一ヶ月の新聞購読費45銭
●散髪代15銭
散髪代と同じとは、相当高かったですね、人件費でしょうか?
最近では、かなり公衆電話は減ってきていますが、
災害時には威力を発揮します。
携帯電話や家の固定電話が繋がりにくくなる中、
公衆電話は優先的に通話がつながる措置が取られ、いざというときに役に立ちます。
さらに、大きな災害が起きると、公衆電話を無料で使えることもあります。
東日本大震災ではNTT東日本管轄エリア17都道県で公衆電話無料化が実施されました。
〇受話器を上げるだけでかかるタイプと、
硬貨やテレフォンカードを入れると通話できるタイプがあり、硬貨やテレフォンカードを入れた場合には、受話器を置くと戻ってきます。
停電の場合は、テレフォンカードは使えなくなりますが、硬貨を入れれば、電話がかかる仕組みになっているということです。
近年は、天候も激しく避難の頻度も多くなっていますので、
近所の公衆電話の場所の確認と、
防災袋の準備と、
1000円分くらいの硬貨とテレホンカード数枚の準備はしておきたいものですね。