軽井沢にある「石の教会」へ行ってきました。
この教会は無教会主義を提唱した
内村鑑三の顕彰を目的として建てられた教会で
設計は建築家ケンドリック・ケロッグによるものです。
ケンドリック・ケロッグは落水荘などで知られる巨匠
フランク・ロイド・ライトに師事し
自然との調和を目指すオーガニック建築を学びました。
石畳のアプローチを進んで行くと
自然の一部のように佇む教会が見えてきます。
堂内は石とガラスが不規則に折り重なるアーチから
光がやわらかく差し込んで、植物の緑が引き立っていました。
壁面を流れる水のせせらぎが聞こえ、自然に包まれたような感覚です。
石という固い素材にも関わらず、優しい雰囲気だったのが印象的でした。
また宗教など関係なく誰でも祈る事のできるというのが素敵です。
写真だけでは空間の素晴らしさが伝わらないので
軽井沢へ行った際には、是非足を運んでみてください。