地震に強い住まい

①構造(耐震、免震、制震)

耐震とは、躯体を筋交いや壁パネルで固めて、地震の揺れに耐える工法。

免震とは、地盤と基礎の間にベアリングやダンパー、強化ゴムを利用して、地震の揺れを免れさせる工法。

制震とは、粘りや弾力のあるダンパーなどを、躯体に組み込んで、揺れを吸収し、振動を制御する工法。

②施工

主要な柱と基礎がアンカーボルトやホールダウン金物でしっかりと繋がれ、柱が引き抜かれるのを抑制してるかが重要です。

筋交いプレートや構造用合板がしっかり固定され、きちんと耐力壁となっているかがポイントです。


③バランス

耐力壁をバランスよく配置し、ある部分に地震の力が集中させず、地震時に生じる、ねじれを防ぐことも重要です。

④地盤

住まいの耐震性能は、地盤の種類や強さも大きく影響します。

敷地の地盤に住宅を支える強度が低い場合、硬い地層まで杭を打ち込み、地盤を改良して強度を持たせる方法があります。


構造、施工、バランス、地盤によって、地震の強い住まいは造られていきます。