ここ数年で一気にLED化が加速していますね。
現在、幅広く普及しつつあるLED電球ですが、「一般電球と比べどれくらい持つのか?」
そこで今回は、そんな疑問について、一般電球と比較してみます。
LED照明の寿命は、約40,000時間と言われています。
仮に1日6時間使用した場合は約18年という計算になります。
これに対し一般的な電球の寿命は3,000時間ほど、また、蛍光管の寿命は6,000〜12,000時間となります、これらを同条件(1日6時間)で使用した場合、一般的な電球で約1年4ケ月、蛍光管で約3年〜6年となります。
つまりLED照明は一般電球の約12倍、蛍光管の3〜6倍も長寿命という結果となっています。
LEDは寿命が圧倒的に長いので、電球交換の手間を大幅に削減できることができますね。
LEDは白熱球とは違い、原則的には球切れは発生しません。
球切れが発生しないため、白熱電球のようにはっきり分かる交換目安がないと言えるでしょう。
それでは交換目安のないLEDでは、何を基準に交換すればよいのでしょうか。
ひとつの目安となるのが「明るさ」です。
LED照明の場合長年使用すると徐々に暗くなり、光度が減少していきます。人によって暗いと感じる基準は異なりますが、初期の状態の光量から約70%まで光量が落ちる目安の時間が、LEDの寿命である約40,000時間となっているそうです。
中には「寿命の目安より早く壊れてしまった」ケースもあるようです。
なぜ早く壊れてしまうのか、いくつかの原因があるようです。
LED照明はその構造上、電源部分が高温になるため、基板や、配線やハンダなどが傷んで取れてしまう事があるそうです。
寿命より早く壊れてしまう事例では、LED照明そのものの寿命というより長期間の使用による周辺機器の破損のケースが圧倒的に多いようです。
ここ10年で開発された新しい技術であるLEDは、一般的な電球と比べ大変長寿命である事が分かります。
また、電球が切れるなど交換の目安が分かりにくいことも特徴です。
実際は「少し暗くなったかな?」と感じた時点で取り替える事が快適に使用できる目安です。
今回ご紹介しましたLED照明の費用対効果を参考に、ぜひ快適な生活をお過ごし下さい。