中銀カプセルタワー解体

先日中銀カプセルタワービルが老朽化による解体のニュースが報道されました。

中銀カプセルタワービルは、建築家・黒川紀章(1934〜2007)が手がけた世界初の実用化されたカプセル型集合住宅で、建物はA棟とB棟の2本のタワーで構成されており、各タワーにカプセルユニットが取り付けられた独特の構造となってます。
140個のカプセルはすべて独立した住宅で各々交換できる造りとなっていましたが、費用が高額な為カプセルが交換されることは一度もなく解体となってしまいました。
50年程前の建物ですがSDGSの最先端ともいえるだけに残念です。
今後はカプセルを美術館等に展示予定との事ですので一度拝見したいものです。