三菱一号館美術館で開催されている、上野リチ展へ行って来ました。
花や鳥、人など身近なモチーフを使ったデザインが多く
かわいらしい作品ばかりでとても楽しかったです。
テキスタイルだけでなく七宝焼やマッチケースなどの小物
インテリアパースや壁画まであって、とても見応えがありました。
三菱一号館美術館の建物は一度老朽化のために解体されていて
現在の建物は復元されたものだそうです。
復元する際には様々な調査をして当時使用されていた部材を再利用したり
意匠だけでなく製造方法や建築技術まで再現したとのことです。
設計はジョサイア・コンドルで、クイーン・アン様式が用いられています。
煉瓦造りは重厚感があってクラシカルな佇まいが大好きです。
夢中で見ていたら写真を撮るのをすっかり忘れていました。
室内は天井がとても高く、長い廊下にはアーチの開口が連なって
濃い色の床とドアがとってもシック。大型のモールディングが活きてます。
デコラティブな鉄骨階段…！
蹴込部分が格子になっていることで窓からの光が入ってとっても明るかったです。
室内が意外とシンプルな感じだったので、この階段の存在感が印象的でした。
ショップのドア枠はアーチな上に、内側にはモールディングが。
個人的にツボなポイントでした。
併設のカフェに行きたかったのですが
すごく人気のようですぐに入れなかったので諦めてしましました。
いつか時間の余裕がある時に行ってみたいと思います。