皆さん、こんにちは!
今日は、寒波の影響で箱根などでは雪も積もっていましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
さて、本日2月2日は、
「節分」です。
皆さんご存じかと思いますが、「鬼を追い払って新年を迎える、立春の前日の行事」のこと。
今年の節分は、地球の公転の関係で立春が2月3日にズレて、その影響で2月2日(日)。
立春は二十四節気のひとつで、昔の日本では立春が新年の始まりと考えられていました。
つまり、節分は「大晦日」のような日でした。
なぜ豆をまくの?
「鬼は外、福は内!」と豆をまくのは、いくつかの理由があります。
- 「魔を滅する(まめ)」という語呂合わせ
- 五穀の一つである大豆には邪気を払う力があると信じられていた
- 中国の古い書物に「豆は鬼毒を消す」と記されていた
正しい豆まきの手順
- 豆をお供えする
- 「福豆」として、豆を神棚や高い場所にお供えしておく。
- 夜にまく
- 鬼は夜にやってくると言われているため、豆まきは夜がベスト。
- 奥の部屋から玄関に向かってまく
- 「鬼は外!」と外に向かって豆を投げ、すぐに窓やドアを閉める。
- 「福は内!」と家の中にも豆をまく。
- 年の数だけ豆を食べる
- 自分の年齢と同じ数の豆を食べることで、1年の健康を願う。
- 食べきれない場合は、お茶に豆を入れた「福茶」にして飲んでもよいとの事。
又、近年の住宅では、畳の部屋が少なくなりフローリングの部屋が主流になって、
畳の時代と違い、遠くまで豆が跳ねやすくなり、
ソファーやベッドの下の方に豆が入り込んでしまい、豆まきをした後の掃除が大変になるため、
結果的に豆まきをしない家庭も増えてきているようです。
しかしながら、伝統行事を家庭でするのは家族にとっては楽しいものです。
掃除をしやすい床に物を置かなくて済む間取りや、ロボット掃除機を使うなどして、
豆まきを楽しみたいものです。
余談ですが、豆まきの必要がない苗字の方もいます。
わたなべさん(鬼より強かった人)
さかたさん(鬼より強かった人)
あべさん(鬼と仲が良かった人)
みなさんも、玄関や窓を開けて空気の入れ替えをしながら、大きな声で豆をまきましょう!