先日、灼熱の太陽が容赦なく照りつける猛暑の中、私は家族とともに夢と魔法が広がる某テーマパークを訪れました。
パーク内を散策していると、同行していた家族からふと問いかけられました。
「やっぱり設計者として、建物や造りに目がいってしまうの?」
私は「多少は見るけど、やはり家づくりとはまったく別の世界だからね」と笑いながら答えました。
しかしその瞬間、視線の先にふと現れたのは――新エリアにそびえ立つ荘厳な城。

遠くから見上げたその姿は、まるで絵画の一場面のように美しく、心を奪われました。
高低差を巧みに計算した木々の配置。その枝葉の隙間から城だけが浮かび上がるように視界に入り、周囲の建物や余計な風景は巧みに遮られている。
それはまさに「見せたいものだけを見せる」設計思想の極みでした。
関西にある某テーマパークも魅力的ですが、この「見せ方」への徹底ぶりは、やはり本家ならではの迫力と緻密さ。設計者として思わず唸るほどの完成度でした。
もし皆さんが訪れる機会があれば、アトラクションやショーだけでなく、ぜひ“景観のデザイン”にも目を向けてみてください。きっとまた違った感動が待っているはずです。