最近のインテリアトレンドとして注目されている“アースカラー”。
自然を感じるブラウン・グリーン・ベージュ・グレーなど、落ち着いた色味で構成されるカラーコーディネートです。

今回訪れたカフェは、このアースカラーをとても上手に取り入れていたので、内装のポイントをいくつかご紹介します。



1. 無垢材カウンターで空間の主役をつくる

店内に入るとまず目に入るのが、一枚板の木カウンター。
自然な木目や曲線がそのまま活かされていて、アースカラーの“温かさ”を象徴する存在になっています。





2. 深いグリーンのベンチで落ち着いたアクセントを

席の中心となるベンチは深いグリーン。
ブラウンとの相性が良く、空間全体に統一感を与えつつ、上品な印象をプラスしています。
派手さはないのに、しっかり“差し色”として効いているバランスが絶妙です。

テーブル天板のホワイト、床の淡いグレーが空間に軽さをつくり、アースカラー特有の“重たさ”を感じさせません。
色数を抑えながらも、明るさと落ち着きが両立されています。



3. カウンター下のタイルで“重すぎない”雰囲気づくり

カウンター下には、濃淡のあるグリーン系タイルを使用。
木のブラウンとの組み合わせがアースカラーの世界観を強めつつ、
タイル特有の光沢がほんのり抜け感をつくってくれるため、重たく見えないのがポイントです。



トレンドのアースカラーを“色”としてだけでなく、
素材選びやコーディネートのバランスで上手に取り入れている好例でした。

アースカラーを取り入れたいけれど、どこから始めていいかわからない方は、
色数を絞りつつ、素材感のあるアイテムを選ぶのがおススメです。