デンマークのデザイナー「ハンス・J・ウェグナー」
若いころに頑張って購入したYチェアは今も現役。
そんなウェグナーの自邸が20年ほど前に雑誌で特集され
理想の住宅として心にとめていた。
その模型が少し前に渋谷ヒカリエで展示されるとのことで
いってきました。

このデスクスペース、両壁で支えられており脚はなく
両面から使用できる。

裏側はこんな感じで収納に。
使い勝手、美しいバランス、一つ一つは大きいのに重さは感じさせず
視線が通ることで広く感じる空間づくり。

こんな感じでライブラリースペースにベンチソファ。
先ほどのワークスーペースと同じく本棚が上部にしつられてあり
真ん中は開いており、このバランスが絶妙。
今回の展示はこれが全くメインではなかったのですが
この自邸の本などになかなか出合えなかったためとても嬉しい。
本来は、椅子のデザインがメインで美術品のように椅子が展示され、
その展開図、分解したパーツ、断面、面白かったのは
ウェグナーが、これから作る椅子について説明している動画。
背骨の形、座った時の肘の位置など図を描きながら説明し
曲木の方法や、強度を出しかつ美しい接合方法の説明など
デザインの随所(すべてにかも)に理由があり、成立させるための熟考が素晴らしすぎる。



生涯で500脚を超える椅子を手がけた「椅子の巨匠」の展覧会は作品もさることながら、模型とはいえ、それらを生み出していた自邸を見ることができ嬉しい展覧会でした。