小田原市 K・K様邸

小田原市のK・K様邸様邸の木工事風景です。

以前このブログで書いたことがありますが、まだ石膏ボードや仕上げのなされていない、柱と梁と、構造材のみの空間が好きです。
子供時分に遊んだ押し入れの中の秘密基地や、母親に見つからないようにお客さん用の分厚い座布団でつくった僕だけの洞窟。
そこにいる時は紛う事なき、僕だけの時間でした。

アンバサダーだったっけな瓶の炭酸水。そこに持ち込んだなあ。

K様邸は構造材と断熱材を一体化したSW工法を採用していただいております。

既視感を思い起こさせるのは断熱材によるくるまれ感なのか。
外部から身を隠す巣ごもり的な感覚なのか。

最先端の温熱技術が、僕のずいぶん前に感じた親密感を想起させることを、建築業者としてとても尊いことと感じています。