開成町 Y・T様邸の基礎工事風景です。
ご存知のように基礎はコンクリートと鉄筋で作られております。
なぜ基礎の材料はコンクリートと鉄筋でなくてはならなかったのか。
昔あたまのいい人がそう決めたからです。以上。
まあそういっては身も蓋もないので少しだけ私が知っていることを。
コンクリートは圧縮の力にそれはそれは強いんです。逆に、引っ張るとポロっと砕ける。もろいんです。
かたや鉄筋はそれ自体だと圧縮すると曲がる(座屈する)のですが、引っ張った時にはずいぶん強いしねばる。伸びていきながらも強度を失わないんですね。
このシンプルな古代からある材料、両極端の長所と短所を持っていますが、これを合体させたらどうなんだろう、と昔のえらいひとが発明しましたのが鉄筋コンクリートというものでした。
戦時中は鉄筋の代わりに竹を使っていたこともあるそうです。